外国人向け「賃貸生活マナー検定」増加する留学生を入居率アップのターゲットに!

「賃貸生活マナー検定」という試験があるのをご存じですか。

外国人の方が、日本で賃貸住宅を借りる支援をする検定試験で、日本での賃貸生活のルールや生活習慣を学ぶことができるものです。

多くの大家さんは、外国人に部屋を貸すことに難色を示します。その理由は、商習慣が違っていたり、賃貸契約内容を理解していなかったりする外国人を入居させたがために、さまざまなトラブルが起こるからです。

しかし、日本の生活習慣やマナーをしっかり勉強し、理解した外国人であればどうでしょうか。入居に問題はないはずです。

多くの外国人は自分が希望するお部屋を借りることが難しい状況にあります。だからこそ、外国人を受け入れることができれば、手早く空室をうめることもできるのです。

そこで活躍するのが、「賃貸生活マナー検定」なのです。

全6回の連載で、賃貸生活マナー検定協会の鴨打孝之理事に、検定試験の仕組みや魅力、上手な活用方法などをお話してもらいます。

▼まず読みたい▼

【1話目:マナー検定に合格した外国人が空室率を下げる起爆剤になります!】

【2話目:入居率アップ! ゴミの正しく出せる外国人入居者を見つける方法】

日本で生活する留学生は確実に増加中

最近、居酒屋や雑貨屋、ホームセンターなどに行くと、若い外国人の店員さんをよく見かけます。彼らのなかには、日本語を勉強したり生活費を稼いだりするためにアルバイトをする留学生も多いのではないでしょうか。

 

【日本へ来る留学生はここ数年増加傾向にある / PHOTO:123RF】

それを裏付けるともいえるデータが次のグラフです。

日本へ来る留学生はここ数年増加傾向にあり、2016年6月時点でなんと25万7739人もいたのです。

実は、日本政府は2008年、「留学生30万人計画」というものを発表しています。これは、2020年までに、留学生を30万人受け入れていこうとする計画です。グラフを見ると、まさにその計画が順調に進んでいると思われ、今後も留学生は確実に増加していくことが考えられます。さらに、学校を卒業してもそのまま日本で就職する留学生も増えています。

 

2015年、日本でそのまま就職した留学生は1万5657人。さらに、政府は2016年5月に閣議決定した「日本再興戦略」で、「外国人留学生の日本国内での就職率を現状の3割から5割に向上させる」と明記しています。

つまり、日本に定住する外国人が増える、イコール、賃貸物件を探す外国人が今後間違いなく増えていくということです。

もしも、このコラムを読んでいただいている大家さんが所有する物件に空室が目立つ場合、こういった外国人をターゲットにして積極的に受け入れていくことは、入居率アップの大きなポイントになるというわけです。

外国人を当たり前に受け入れられる物件にするためには……?

それにもかかわらず、「やっぱり、外国人の入居者はちょっと……」と敬遠してしまう大家さんもまだまだ多く見かけます。そのままでは、もしかしたら“時代遅れの大家さん”“なかなか空室が埋まらない物件の大家さん”になってしまうかもしれません。

もちろん、大家さんが外国人の入居者を積極的に迎え入れたくない理由はよく分かります。日本での生活マナーを把握していないがために、入居中にさまざまなトラブルを起こしてしまうという懸念があるからでしょう。

しかし、日本にやってくる外国人のなかには優秀で真面目、コミュニケーションもしっかりとれるいい人も多くいるはずです。トラブルを起こしてしまうのは、ただ日本の習慣や賃貸生活のマナーを知らないだけだからなのかもしれません。逆に言えば、マナーをきちんと把握する外国人がいれば、両手を広げて入居をOKする大家さんも多いのではないでしょうか。

そこで問題となるのが、「マナーを把握する外国人をどうやって見分けるか」。

その解決策となるのが、外国人に向けた「賃貸生活マナー検定」です。

 ⇒「賃貸生活マナー検定」詳しくはこちら

間違いなく増加する外国人のなかから、きちんとマナーを把握する人を見極め、当たり前にいち早く迎え入れることができる大家さんであれば、物件の空室率を下げるどころか、所有する物件の人気もアップするはずです。

一般社団法人 賃貸生活マナー検定協会